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1/25(金)夜〜27(日) 岳連冬山講習会「大山」

1/25夜 広島駅北口三角公園(18:30)〜下山キャンプ場(22:45) 4:15下道
食費+ガスボンベ=800円/人
交通費+南光河原駐車場代=4,000円/人
岳連講習費=3,000円

1/25
昨冬より雪が多い、気温も低い。去年が温すぎたから、平年並みかもしれん。
寝入りばなはそうでもなかったが、雪面からつたわってくる寒気に何度も目が覚める。
もう1枚(セーター)はおればよかったのだろうが、面倒くさくなってそのまま。
(もちろん次の日ははおって、足はザックの中に入れて寝た)

1/26
8:00 南光河原駐車場集合
中級のインストラクターは、S家さんとH内さん。
以前からテンションの高い元気な山屋さんがいはるな〜と思っていたのだが
その人がS家さんであった。顔と名前が初めて一致。
・中級の予定発表
1/26 南光河原駐車場〜元谷小屋〜行者尾根〜6合目避難小屋〜弥山、往復
1/27 弥山尾根・登攀
私がアイゼン・ピッケルの使用経験がないことを告げると、
S家さんが明日の弥山尾根は無理と即断。
今日は大丈夫やからと同行させてもらうことになる。
中級メンバーは、インストラクター2名を含めて計7名。
一番若いのが私、他の方は55〜65歳位かな。
アルパインって、人気ないのか?
それとも、アルパインやりたい若人は岳連講習なんぞには来ないのか?

南光河原駐車場〜大神山神社〜元谷小屋
元谷小屋で休憩。
今日はヘルメット・ガチャ・スコップは不要ということで、小屋にデポしとくか協議。
過去、盗難もあったそうで、デポしないことに。
私がメットをデポしとこうかなと、H内さんに聞いたら
「あんたは若いけん、全部持ってけ」と一蹴された (^^ゞ

行者尾根にとりつきラッセル開始。
つぼ足、ワカン、スノーシューと各人ばらばら。
私はワカン。急登をラッセルするのはきつい。
それと基本的にこのメンバーは進行速度が速い。
I居さんと一緒に歩くと速いな〜といつも思っていたが
アルパインでは標準速度だということがわかる。
特に、S家さんは早過ぎー
スノーシューで先頭ラッセルしていた方が難儀していたので
やっぱスノーシューは登山に向いてないのか?と思っていたら
S家さん「それじゃ、里山歩きのおばちゃんと一緒じゃ。スノーシューのメリットが活かせてないよ。」
先頭を変わると、滑るように登ってしまった。
しかし圧雪してないから、全然ラッセルになってない、、
2番目の私があずるのを見て、H内さんが代わってくれた。
なるほどああゆう歩き方をすれば、スノーシューは機動力を発揮するだろう。
高度をあげるにつれ、天気がよくなってきた。
大山北壁が一望できる。
別山尾根にクライマーがとりついているのが見える。
H内さんが、八号尾根・別山・幻のカンテ・天狗沢・墓場尾根・etcと北壁の概観を解説してくれた。
今は亡き名クライマー高見さんの名前がしばしば出てくる。
西壁を登ったのは高見さんぐらいかな〜、高見さんが雪崩れで流された天狗沢、亡くなられた小屏風、という感じ。
まさに大山の主と呼ばれる存在だったんでしょうね。
5合目と6合目の中間点(ポールが目印)で、夏道に出る。ワカンを外す。
6合目避難小屋で、練習のためにアイゼンをはき、ストックをピッケルに持ち替える。
今日の天候と雪の状態ならばアイゼンは必要ないと、皆はつぼ足で。
フラット・フィッティング、足の置き方など、指導を受ける。
ピッケルをつかむ手が冷える。
天気がころころ変わる。ガスが出て、一瞬ホワイトアウトになった数分後には青空がのぞく。
眼下には日本海が手をのばせば届きそうな感じで臨める。
山頂からは、剣が峰への切り立った稜線がくっきりと見えた。
(次の日の吹雪と比較すると、天と地の違い。同じルートとは思えん。)
去年は雪のため入れなかった山頂小屋で休憩。
H内さんから「あんた元気やな。さすが、教室で軍曹に鍛えられとるのぉー」
S本さんは教室外でもやはり軍曹だった… 納得

軽い食事の後、下山。
皆、あっという間に下山してしまった…
アイゼンの脱着でもたもた。
元谷へは5合目からの夏道ルートだと思いこんでいたのだが
皆はラッセルした往路をシリセードで滑り降りてしまったようだ。
私は5合目に至る頃にはバテバテになっており、
元谷分岐を見逃して、まっすぐに下りてしまった。
I田さんから「M広さん、下り過ぎー」と大声で呼びかけられて
間違いに気づき、登り返し。
5合目分岐からのルートはまだあまり踏まれておらずまた半ラッセル。
体力消耗の極み。
初級チームが講習をやっている元谷にたどりついた時にはグロッキー状態。
T本さん「おぉー、目の下に隈ができとるぞ」
I居さん「このぐらいでばてとったら、アルパインできんぞ〜」
ふーむ、悔しいけどまだまだやなぁ。

元谷に着いたら、滑落停止を教えてもらおうと思っていたのだが、余力なし。
初級チームに合流して、ビーコン実習といつもの埋没体験を。

帰路、
私「明日は弥山尾根なので、初級にもどります。」
S本さん「何で?連れてってもらえばいいじゃん」
私「弥山尾根はアイゼン・ピッケル経験がないと危ない…そうです。」
S本さん「いつかは行くんやから、最初は誰でも初めてやから、そんなの関係ないよー」
冷静に考えれば、無雪期にゲレンデ・クライミングのみで、
本チャン&マルチをやったことがない人間が、いきなり冬山登攀デビューは無理無茶。
しかし自分がやりたいことを、周囲に対して多少強引でも主張していく姿勢は、
世間一般常識的にはどうかと思うが、山屋的には圧倒的に正しいのではないかと思った。
後悔しているのは、大山北壁・冬山バリエーション入門としては最適と言われる
「八号尾根」ルートをやらせてくれと、I田さん・Y内さんを巻き込んで、アピールすべきだったなぁ、ということ。
(もしやってたら吹雪の中で、とんでもなくきついものになったろうが)

次の日、弥山尾根をやった中級チームは5:30出発〜16:00帰着だった。
帰ってきたS家さんが疲れた笑い顔で一言「おまえ、来んでよかったよ。すごいラッセルやった」

今回は中級がなくて、上級と初級の講習だったような気がする。
私をのぞく中級メンバーは皆冬山登攀経験者で、講習じゃなくて本番って感じだったもんね。
岳連は、私のような中途半端な存在を育てんでどうする!
ってこんなところで言ってるようじゃ、またS本さんに怒られそう。
「待っとるだけじゃだめよ」と何回言われたことか。
(何か青臭い文章、高校生みたい…)
  1. 2008/01/26(土) 15:04:17|
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